@ 平家物語は史実を題材とした合戦(戦争)文芸作品であり、歴史そのものではない。
A 平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……」に代表されるように、
此の無常観を、意識的あるいは無意識に共感するところがあるのであろうか、
それぞれの時代の人々に読み継がれてきた。
B 琵琶 :楽器の音色(ねいろ)・リズム
C 文体と言葉:簡潔・抑揚の美しさ、800年のときの重さ
D 声 :響き・抑揚
時間感覚が当時(750~800年前)と現代とでは大きな差がある。
当時の時間感覚が語りの中に 「ゆったり」「おおらか」と言う表現に内在している。
全編、様々な感情が交錯する。
合戦・哀話・中傷・憎悪・嫉妬・誹謗・裏切り・怨恨・怨念・興隆と滅亡等が描かれている。